キヤノンは、次世代を担う若手フォトグラファーを対象に、「キヤノン ユースフォトグラファーズキャンプ 2026」を開催しました。(株)アフロの青木紘二代表取締役によるレクチャーに加え、競技会場でプロと同じ撮影ポジションで撮影を実施。スポーツフォトグラファーの仕事や報道現場への理解を深めました。


Step 01
メインプレスセンターでの事前準備
メインプレスセンターおよび同センター内のキヤノンプロフェッショナルサービス(CPS)ブースで、撮影に必要なビブスや機材を受け取り、プロフォトグラファーが撮影に臨むまでの準備プロセスを経験しました。

Step 02
プロによるワークショップ
青木氏によるワークショップでは、プロフォトグラファーとしての心構えやスポーツ撮影の魅力について学びました。現場で求められる視点や撮影時の工夫、報道写真ならではの考え方など、長くスポーツ撮影の第一線で活躍された青木氏ならではの実践的な知識に触れる機会となりました。

Step 03
本番撮影
ワークショップで学んだ知識を生かし、名古屋市瑞穂公園陸上競技場で陸上競技の撮影を行いました。青木氏による現場レクチャーを受けながら、多くのプロフォトグラファーに交じってフォトポジションで撮影に挑戦。スポーツ報道の最前線ならではの緊張感と醍醐味を経験しました。

Step 04
CPSブース見学
撮影翌日は再びメインプレスセンターを訪れ、撮影で使用した機材を返却しました。また、CPSブースを見学し、キヤノンのプロサポートに関する取り組みやプロフォトグラファーが活動する現場への理解を深めました。

Step 05
講評会
プログラムの締めくくりとして講評会を実施しました。参加者は自身が撮影した作品の中からベストショットを選び、撮影時に意識したポイントや作品に込めた思いを発表しました。青木氏からは、プロの視点から作品の魅力や改善点について具体的なアドバイスが送られました。

参加者のコメント
300mm以上のレンズで撮ったことがない中で初めて陸上競技の撮影に臨みました。今ある環境で何ができるのかを考えて撮ることが一番楽しかったです。

グラウンドに降りて撮影できたことに加え、周りのプロの方が撮影された写真を見せていただいたり、アドバイスをいただくこともできたりと、非常に有意義な二日間でした。

普段なかなか触ることのできないカメラや望遠レンズは、私が愛用している機材とは別格で、性能も使い心地も非常に良かったです。

フォトポジションに立った時はプロになったような気持ちと緊張感がありましたが、大変わくわくしました。将来はプロのスポーツフォトグラファーとして活動していきたいです。


講師紹介

青木 紘二
20代前半よりスイス留学、哲学を学ぶ。1976年からプロカメラマンとして活動を始め、海外撮影やコマーシャル分野に進出。スキー誌やゴルフ誌などで活躍。1980年に現在の株式会社アフロを設立。



コメント
スポーツ撮影の魅力は、何と言っても二度と同じ映像になる事はない動く被写体を、自分が望む絵に切りとる集中力とスリルの楽しさだと思います。特にトップアスリートは動く芸術だと思っていますのでなおさらのことで、これはフィルムでマニュアルフォーカス、一枚撮りの時代からデジタルでオートフォーカス、40枚/秒の時代になっても随分簡単にはなりましたが、もっと良い写真を撮るという思いは変わりません。若いフォトグラファーの皆さんには、広告系・報道系または純粋に作家活動など、それぞれが目指す道で成長してほしいと思います。今回の経験が、その第一歩につながっていればうれしいかぎりです。